4 見込み客をZOOMに持ち込む関係構築術(教育について)
見込み客は、あなたに少なからず興味を持っているからラインに登録してくれています。その見込み客をどうやってZOOMセミナーに持ち込めばいいのか。その流れとコツをお伝えしたいと思います。
ここでのポイントは
「見込み客にしっかりと価値を感じてもらう」
の一言に尽きます。
では、どのようにしたら価値を感じてもらえ、うまくセミナーまで誘導できるのか。それを順に説明していきたいと思います。
まず大前提ですが、
「絶対にセミナーの売り込みを自分からしない」こと
これを無視してやると、こちらからの押し売りになってしまい、相手から嫌がられ離脱されてしまいます。これは絶対にNGです。
それよりも、まずはしっかりと「あなたに価値を感じてもらう」ことに力を注いで、教育、セミナー誘導していくようにしましょう。
そのために必要なポイントは何なのか・・・
順番に説明します。
あいさつメッセージについて
まず、登録した見込み客に自動で返信できる「あいさつメッセージ」についてです。あいさつメッセージとは見込み客が公式ラインに登録すると一番初めに返信されるメッセージのこと。
ここで重要な点は、このラインでは自分にどんなメリットがあるのか、ということがしっかり伝わるメッセージ内容にしましょう。ここでは2つのポイントがあります。
① まず、見込み客がこれからビジネスを取り組む上でのハードルをさげること。
登録してくる人は少なからず「あなたがしているネットビジネス」に興味があるということ。そして不安を抱えた新規客の可能性でもあるので、最初からハードルが高いと離脱される可能性があるからです。
過去に挫折した経験をおりまぜたり、ネットを使って稼ぐのに難しい知識は必要ない・・などを入れるといいでしょう。以下の内容を参考にしてみてください。
例文:
この公式ラインでは、過去に数々のビジネスで失敗し挫折した私が、SNS集客を勉強してから、ネットビジネスに成功して確立した、最高月収100以上を稼ぐ方法をお伝えしていきます。まず、初めにネットを使って稼ぐのに難しい知識は何一つ無いという事です。ITに関する専門的な知識や、難しいプログラミングの知識なんて不要です。あなたが普段から使っているSNSを上手く利用して、忙しいあなたでも大きな収益を発生させることができます。この公式ラインから、非常に再現性の高い有料級のノウハウや手法をお伝えしていきたいと思います。今後の投稿をお楽しみに!
あいさつメッセージについてはそこまで掘り下げなくて良いかと思います。『初心者向け』にし過ぎてしまうとバックエンドである『コンサル』の単価が下がってしまいます。
敢えて初心者向けの情報を排除することで「あなたはすでに中級者ですよね?」という裏のメッセージを与えることができるんです。
『すでに中級者=そろそろ高額なコンサルを受けるタイミング』と購入者に理解させましょう。このアプローチは商品全体を通して行うべきと言えます。今後、商品を作成していく際もココは意識しましょう。
② そして相手からメッセージを送ってもらえるように誘導すること。
なぜかというと、公式ラインに追加されただけでは、1対1でのメッセージでやり取りすることはできません。それには相手からの何らかのアクションをもらう必要があります。
緊急性のある場合は、こちらが気軽に相談できることを促したり、そうでなくても何かしらのスタンプを送ってもらうことで「1対1の対話ルート」を作っておくことも有効な手段の一つと言えます。
例文:
○○さんが今、抱えている問題や課題などを、こちらにコメント頂ければ私が直接回答してます!ぜひお気軽にご相談ください!
相手の悩みを引き出す
次に大事なことは「相手の悩みを引き出す」です。
もし見込み客が何かしらのビジネスをやっている場合、「そのビジネスがうまくいっているのかどうか」を聞いて「悩み」を引き出していきます。
例えば、集客ができずにマネタイズできない・・とか
また、ビジネスやってない人「初心者」の場合、どんなことで悩んでいるのかをさらに掘り下げていきましょう。
例:今の収入では将来が不安、仕事しながら副業したい・・など
ここで以前、私に来た相談例を一つご紹介します。
「物販でツイッターやインスタのDMを使って集客をしているが、うまくいかない」という相談内容でした。
情報を掘り下げて聞くと、「一方的にDMを送っている」ということ。
ここで原因分析をして、簡単なアドバイス的なやりとりをしながら
大きな収益をあげるためには、
〇「一方的なDMはおススメできない」こと →(一方的なDMでは誰もあなたに興味はないので)
〇それは「なぜ」なのか →(相手が欲しい状態ではないので、教育ができてないから)
〇私が実際にやってる方法で集客すると、どういう結果になったのか →(SNSの正しい情報発信で集客し、100万達成など)
を伝授したんです。
すると、私のノウハウにかなり興味を持った状態で「教育」ができ、私に価値を感じてくれいる状態で、そのままセミナーに誘導という形に。
誘導するときの文はこんな感じ
「文面の説明では限界があるので、〇〇さんが本気で学びたいなら、私が直接お時間を作ります」
ここでのポイントは、
〇こちらの情報に「かなり興味をもってもらう状態」にすること。
〇言葉は丁寧、でもかなり上から目線で対応すること。
つまり、あくまでこちらが「先生」であり、相手は「生徒」という立場をキープすること。相手がお客様の意識では、セミナー誘導へは難しいからです。
この状態でセミナー誘導すると、私に価値を感じてもらう状態になり、誘導もスムーズ、成約率も一気にあがります。
つまり相手が「聞かせてください状態」で誘導できるからです。
ここ大事なんでもう一度言います。
最初にも言いましたが、「あなたに価値を感じている状態にする」がキーワードです。そのためには、相手を「聞かせてください状態」にする必要がある。
セミナーへの誘導ポイントは「この状態に持っていけるかどうか」と言えます。
もし、「この状態でない場合=あなたに価値を感じない」となり、「あやしい」「うさんくさい」「詐欺っぽい」となるわけです。
この立ち回りを意識してラインでは発信(教育)していきましょう。
「興味を持ってもらう」ための事例が少し弱いですね。
>>>当たり前のこと、すでに知っていることを教えても購入者は反応してくれません。重要なのは固定観念・既成概念を壊す文言を入れること。「あなたはこんな間違いをしているから結果に繋がらないんです」というアプローチが必要です。<<<
こういった解説を入れておくといいですね。
私が販売しているBrainが正にそれにあたります。「購入者の固定観念を壊す」ココをしっかりと意識してください。
セミナー誘導する場合の注意点
うまくセミナー誘導する際に、見込み客に伝えておくべきポイントをお伝えします。
まず「セミナーは有料ですか?」
よく聞かれる質問です。無料で行う場合は、下の例文のように案内すると自然ですし、限定性などを感じてもらいやすいです。
オンラインセミナーの形式で、私のノウハウをすべてお伝えし質問も完全に落とし込んで実践できるレベルになってもらいため、余裕をみて2時間程度の時間を予定しております。ご希望の日にちと時間を3つほどお送りください。また本来は5000円いただいておりますが、今月は特別期間のため無料でやらせていただいています。
日程調整ができたら、あとは台本を読んでセミナーをするだけとなります。
その他のポイント
最後に、その他気になるポイントをいくつかご紹介しましょう。
まず、
〇「一斉配信について」
ここでは「今すぐ客」と「潜在客」についての説明をします。
・今すぐ客とは、公式ラインに登録してすぐに連絡をくれる人のこと。緊急性があり、今の悩みについて「今すぐにでも解決したい」と思っている人のこと。
一方で、
・潜在客とは、公式ラインに登録しても、特に連絡してこない人。「情報くれるならもらっとくか」「ちょいと興味があるから登録だけ」みたいな感じの人のことをいいます。
ここでの問題は、この「潜在客」にアプローチするのに一斉配信を使って一気にアプローチしていきます。
一斉配信の目的は、ある程度たまった潜在客へ一気にアプローチをすることです。ですので、ある程度リストがたまってないと意味がありません。(目安は少なくとも50人程度がおススメ)
この一斉配信をした後、潜在客が「あなたの話を聞きたいです」と連絡してくるようになることが理想です。
〇「他の媒体で教育コンテンツを作っておく」
セミナー前に長いメッセージのやり取りをして個別に対応していくと、リストが増えるたびにやりとりに時間がかかるようになってしまいます。
そのため、問い合わせが増えてきた場合、noteやブログ、動画などであらかじめ「公式ライン限定」の教育コンテンツを作成をお勧めします。
私もいろいろと教育コンテンツを作っていますので、次回はまた別の機会でご紹介できたらなと思います。
では、この章のまとめです。
〇相手の悩みを聞き出す
〇悩みに対してアドバイスしながら、価値のある情報を提供する。
〇相手があなたに価値を感じ始めていることを確認する(質問をたくさんしてくるとか)
〇「聞かせてください状態」になれば、そのままセミナー誘導へ
となります。
三浦さん、2/5のコンテンツ作成お疲れさまでした。
前回に比べると徐々に「なぜ?」の掘り下げが出来ていますね。あとは今回指摘した『初心者向けにし過ぎないこと』これを押さえましょう!
「完全な初心者=高額は払わない」または「完全な初心者=情弱狩りのコンテンツしか買わない」ココは不変なので見込み客の状態をしっかりと把握しながら商品作成を進めてください。