
最近のSNSの情報発信界隈を見ていると あまりにも情報が氾濫し散らかってしまっていると感じます。
しかし、ビジネスにおいては少なくとも『集客・教育・販売』は不変の概念なので、今回はその解説をしていきます。
集客
まずは集客について。
これは1文で表すのであれば…
✔あなたの商品(メディア)を知ってもらう
ということ。
ただただ人だけ集めても意味はありません。
『あなたというメディア、あなたの商品をどれだけの人に知ってもらえたか』
つまり一言で言えば“認知”なわけですが、あなたが商品を持っているということを見込み客に知っておいてもらわなければいけません。
インフルエンサーがマネタイズできない原因の一端がコレに当たります。
商品を持っているということ、
何れは『販売』に繋げたいということ
を隠したまま『集客』だけをしてしまう。
これでは当然売れません。
あなたは『販売者』であるということは一番最初に伝えておくべきなんですね。
教育
では続いて『教育』について。
これは1文で表すのであれば…
✔あなたの商品を欲しいと思ってもらう
ということ。
まずは問題提起をし、見込み客が抱える“悩み”を顕在化させ、
“欲求”を喚起することであなたの商品/サービスが欲しい状態を作り出す。
このステップが『教育』にあたるわけですね。
情報発信界隈で流行した『ファン化』『洗脳』といった文言も全て『教育』と同義です。
「ファン化」も「洗脳」も、ただ『教育』を言い換えただけだということ。
『ファン化』についてファッションで考える
実は『教育』を『ファン化』や『洗脳』のように表現方法を変え、販売するやり方はファッション業界という視点から見ると理解しやすいと言えます。
古くは『チョッキ』と呼ばれていた…

こちらのアイテム。
後に『ベスト』や『ジレ』と呼称が変わっていきましたが、物自体は何も変わっていません。
これはファッション業界ではよく使われる手法です。
身近な物で言えば、他にもGパンも同様の事例ですね。
見込み客がその文言に飽き始めてしまうと売れなくなるため、
Gパン➡デニム➡ジーンズ
のように定期的に名称を変更しプロモーションを行います。
(デニムは生地の名称なんですけどね)
これが情報発信界隈で行われたものが
『教育』を『ファン化』や『洗脳』
といった表現に変換し売るというもの。
つまり、これはビジネスにおいて『教育』が必要であるということが不変であることの証明でもありますね。
✔“誰か”に“何か”を購入してもらうためには『教育』必要不可欠である
これは頭に入れておくべきかと思います。
販売
最後は『販売』ですね。
やるべきことは…
✔あなたの商品を買ってもらう
これだけです。
あなたの見込み客に商品があることを知らせてあげてください。
販売ページの良し悪しや販売方法、テクニックなど“買ってもらうための施策”は様々ありますが、『販売』よりも前のステップ…
『集客』と『教育』の方が重要度は高いと言えます。
極論ではありますが、どれだけ優秀なセールスマンがいようとも誰も人がやってこない店舗では商品を売ることはできません。
『集客』と『教育』をしっかりと行った上で『販売』に進んでいく。
これが大前提となります。
これらが出来ていても売れない理由は?
『集客・教育・販売』の工程をしっかりとこなしたのに商品が売れない。
こういう場合はあなたの見込み客はどんな“状態”になってしまっているのか…?
そちらも併せて解説していきましょう。
検討されてしまっている
現在情報発信者が増え、同じような商品/サービスが量産されています。
見込み客からしたら「どれを選べば良いか分からない」状態ということですね。
人は迷ったら行動しません。
ここで言う行動とは当然、『商品を購入してもらう』こと。
あなたの商品が購入されないのであれば、この状態に陥っている可能性が高いと言えます。
解決策は?
見込み客が検討のフェーズに入ってしまっている場合の解決策はどのようなものが上げられるのか?
解決策自体はいくつもあると言えます。
「よりターゲットを絞る」
「よりコンセプトを尖らせる」
「より価格を下げる」
etc…
こういった要素を加え、ライバル達との“差”を作ることが出来れば、あなたの商品/サービスが売れていく可能性が出てくるということですね。
しかし、これらをどれだけ頑張って作り込んでも…
✔誰を
✔どのように
✔どんな結果に導くのか
という要素しか満たせないんです。
情報発信・コンテンビジネスで結果を出したいのであれば…
✔なぜ自分が導くのか
✔なぜ自分が導けるのか
といった深い部分を見込み客に理解してもらうことが必要になってきます。
そのために必要なのが『自己開示』であるということです。
ここまでしっかり理解してもらえれば“あなたが選ばれる”理由に繋がるわけですね。
代替されないビジネスに必要な5つの要素…
✔誰を
✔どのように
✔どんな結果に導くのか
✔なぜ自分が導くのか
✔なぜ自分が導けるのか
この5つを満たせるようにメディアを作り込んでいきましょう。
(下記の記事でも関連した内容を解説しているので、よければ目を通してみてください)