99%はうそですね。「この人から買いたい!」についてお話しします。

こんにちは、

 

 

ペンスールです。

 

 

✔ファン化すればどんな商品も買ってもらえる

✔あななたから買いたい!を実現させます

✔知識の差さえ作れれば、いくらでもマネタイズできる

 

最近では こんなコンセプトを掲げている人が多い印象です。

たまにTwitterを開くとこの手のツイートが良く流れてくるので。

 

「一体どんな情報を発信しているのか…?」

 

そう思いプロフィールに飛んでみるも、ブログ・YouTubeなど他のメディアの運用は一切なし。

固定ツイートもありきたり。

 

「いや、それじゃ君から買いたいと思う人はいないよ…」

 

と思ってしまうアカウントばかりなんですよね。

そして、更に言うなら…

 

「この人から買いたい!」

 

と思った実際の話すらないわけですよ。

要は経験談がないということ。

 

「この人から買いたい!」という経験をしたことがない人がそれを教えられる道理はありません。

 

つまり彼らのノウハウは全て“情報の転売”

 

ただの伝聞の横流しなんですよ。

 

私はなにも『手に入れた情報をアウトプットするのを禁じよう』という訳ではありません。

 

しかし、

 

✔経験していないことを主軸として情報発信するってどうなの?

 

ということなんですよね。

 

さてさて前置きが長くなってしまいましたが、今回はこの辺りのお話しをしていこうと思います。

「この人から教えてもらいたい!」と思った瞬間

「この人から買いたい!」

 

「この人から教えてもらいたい!」

 

そういう気持ちはどんな場面で生まれるのか。

 

それを私の昔話を交えながら見ていきましょう。

私がとある大先輩にお会いさせていただいた時の話

日本のCG(コンピュータ・グラフィックス)界の第一人者。

ここでは『U』先生としておきましょう。

 

私がパソコンを使って絵を描くきっかけをくれた方でもあるんですが、私がプロになる少し前、その方にお会いさせていただく機会があったんですね。

 

そのとき…

 

「僕もパソコンで絵を描き始めた頃は周りの絵描きに散々バカにされたよ」

「『パソコンの絵なんてなんの価値もない!』って周りは誰も認めてくれなかった」

「でも僕は絶対にCGの時代が来るって確信があったから描き続けたんだ」

 

こんな話を伺ったんです。

 

しかし、ご存じのように現在はイラストと言えばCGが主流の時代になっていますよね。

 

パソコンを使って絵を描けなければ仕事にすらならない。

 

そんな業界の流れがあります。

 

当時 U先生を否定していた絵描きたちもCGに乗り換えないことには仕事にありつけない状態になっていったわけですね。

 

そして、『CGに乗り換える人』たちは“全員”U先生に頭を下げてきたそうです。

 

✔そんな彼らにもCGのイロハを教えてあげた。

 

こう続けられました。

 

また、プライドが邪魔して そのまま消えていく人もいた。

ともおっしゃっていました。

このときのことを自分事として考えてみてください

さてここで あなたもこの時の私を想像してみてください。

 

“これからプロの絵描きになろうとしている人間”がその業界の第一人者の方から『こんなお話』を伺った。

 

心が動かされないわけないでよね?

 

心から…

『誰かに物を教えてもらいたい!』

と思ったのは この時がはじめてだったんですよね。

 

「先生はお弟子さんとか取っていないんですか?」

 

私の口からは自然とこの言葉が出ていました。

しかし、U先生は、

 

「僕はもう自分一人で自由に描いていくって決めてるんだ」

「ライブ配信でたまに描いてるから、それ見ながら盗んでよ」

「僕の技術を盗むのは自由だから(笑)」

(正確ではありませんが、このようなことをおっしゃったと記憶しています)

 

こう返され、私の弟子入りはなりませんでしたが、この時U先生から受けた衝撃は今でも鮮明に覚えています。

 

絵を描き続ける1つの原動力を頂けたということですね。

 

加えて、先生との会話が私が今も行動し続けている原動力でもあります。

なぜ私の心は動かされたのか?

さて、私がU先生になぜ心を動かされたのか。

 

それを言語化するとすれば…

 

✔孤独であっても自分の信念を持ち挑戦し続ける姿

✔去る者は追わず、来るものは拒まない人としての器の大きさ

✔茨の道を切り開いてきた圧倒的な実績

 

こんな感じになりますかね。

 

余談ではありますが、私の中での『魅力のある人間の基準』はこのお話を伺った時にできたと感じています。

(その後も何人か絵の業界で、こういった方々にお会いさせていただきました)

 

 

✔知識・スキルの差 程度で人の心は動きません。

✔ファンだから無思考でお金を払うこともありません。

 

なぜなら、現に私は上記2つは満たしていたのに

実際にお会いするまではU先生の弟子になろうとは思わなかったので。

 

こういった安っぽい売り文句はコンテンツホルダーがただ自分の商品を売るためだけに作った“幻想のベネフィット”なんですよ。

「この人から買いたい!」を実現させるために…

さて今回は私の1つの経験談を元にお話しさせていただきましたが、

 

「この人に教えてもらいたい!」

「この人に師事したい!」

「この人にならいくらでも払いたい!」

 

と思う瞬間は他にもあることと思います。

 

基本的には“心の動き”ありきの現象のため非常に抽象的なものと言えますよね。

しかし…

 

✔ファン化すればどんな商品も買ってもらえる

✔あななたから買いたい!を実現させます

✔知識の差さえ作れれば、いくらでもマネタイズできる

 

こんな安っぽい言葉で説明できるようなものではない、ということはお分かりいただけたはず。

 

人生の中であなたも“誰かに心を動かされた瞬間”が一度はあるのではないでしょうか?

 

良かったらこの機会に一度思い返してみてください。

 

そして、よければ私にも教えてください。

 

どんなシチュエーションであったとしても“ある程度”の言語化はでき、“ある程度”の共通点は存在します。

 

✔あなたの心が動いた瞬間のお話

 

お待ちしております。

 

それでは今回はこの辺で👋

 

(⇓よければ、こちらの記事にも目を通してみてください。より理解が深まるかと思います⇓)

 

 

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