こんにちは…
元漫画家・ペンスールです!
(↓もし「ペンスールなんて得たいが知れな過ぎる…」という方は、お手数ですがこちらへお越しください↓)
さて、今回は
『自分を否定できないと“結果”を出せない理由』
と題してお話ししていきたいのですが、
あなたは現在、ご自分の望む結果を出せているでしょうか?
直近の目標なのか、1年後の目標なのか、
はたまた人生を賭けて成し遂げたい目標なのかで答えは変わってくるとは思います。
しかし自信を持って…
『自分の“理想の結果”を出せている!』
という方は少ないですよね。
小さなものでも良いから、何かしら目に見える結果が出せていればまだいいですが、
人によっては「なんかずっと停滞しているな…」という方も多いはず。
ではなぜ結果が出せていないのでしょうか?
まずはそこから考えていきましょう。
有料コンテンツの一部を公開
実は今からお話しする内容は、
有料で販売しているBrainの内容の一部ではあるのですが、
どうしても多くの方に知っておいていただきたいと思ったので…
今回はこちらで公開しようと思います。
ぜひ最後まで目を通していただけたら幸いです。
今現在、結果が出ていないということは…
何か(の要素)が足りていないと言えます。
知識/マインド/ノウハウ/行動etc…
何かが足りていないから結果が出ていないことは明らかです。
例えば自分のメンター/師匠の教えがあなたに合っていないとしましょう。
しかし、
「高額を支払ったから…」
「このメンターに決めたから…」
とこんな風に考え過去の自分の選択に囚われてしまう。
これにより、自分の未来の選択肢を排除してしまっているということ。
当然、結果に繋がる新しい要素は手に入らないため“現状”を変えることは出来ません。
❶人間は購買を論理で正当化している
なぜこんな心理が働くのでしょうか?
続いては、そちらを解明していきましょう。
勉強されている方はすでにご存知かもしれませんが、
人間は何かを買うとき『感情』でそれを決定し、『論理』でその購買を正当化する生き物です。
ちょっと これだけだとイメージしづらいと思うので、
購買を論理で正当化するを少し掘り下げてみましょう。
購買を論理で正当化するとは?
例えば…
娯楽・趣味・嗜好品などを購入し、
それにそこまで満足感を得られなかった場合、
結果だけを見れば“金銭を失った”という損失だけが残るわけです。
しかし、そのネガティブな感情を抑え込むために、人は何かしらの理屈(論理)をつけるんです。
「安かったから」
「期間限定だったから」
「流行でみんな もってるものだから」
こんな感じですね。
なぜ、わざわざ理屈をつけるのか?
それは、人間は
『損をした…』
という感情に非常にストレスを感じるからなんです。
そのストレスから逃れるために 自分を正当化してしまいます。
動物の本能から考える
ここで動物の本能から考えてみましょう。
すぐにこちらの本題に戻ってくるので少々お付き合いください。
・強い緊張/ストレスを感じ、吐きそうになる
あなたも こんな経験をしたことがあると思います。
これは、その緊張/ストレスから“逃げたい”を思う動物の本能なんです。
これだけだと なんのことか理解しづらいと思うので、
ちょっとした問題にお付き合いください。
問1.野生の猿がライオンと対峙したら、どうするでしょうか?
これは考えるまでもない問題かもしれませんが、答えとしては…
答え1.即座に逃げる
中には戦おうとするサルもいるかもしれませんが この状況であれば基本的には逃げるはずです。
では第2問。
問2.食事を終えたばかりで身体が重く、満足に逃げられない状態だったら?
どうするでしょうか?
もうお分かりの方もいるかもしれませんが…
答え2.胃の中の物を吐いて、身体を軽くして逃走する
ということになります。
つまり、人間がストレスを感じると
吐きたくなる
原理はこの動物の生存本能によるものだということです。
人はストレスから逃げたい生き物です。
しかし当然逃げられないストレスも存在している…。
この場合どうするのかというと
・逃げられないのであれば“正当化”する
しかないんです。
これにより人は“購買”によって起こるストレスを“正当化”してしまうということになります。
ではこれが情報やノウハウだった場合はどうでしょうか?
ビジネスの情報・副業のノウハウ
それらを購入したのに 結果に繋がらなかった、あるいは現在も繋がっていないとすると…
「自分の今の環境にあっていないだけだ…」とか
「結果が出るまで時間がかかっているだけ…」
このように人は自己肯定をし、
使えない知識・間違ったノウハウに固執してしまう傾向が強いんです。
ほとんどの人はこれを自覚できていません。
あなたがすでに何かしらの商品/サービスを購入している場合、
この心理状態にある可能性があります。
どうですか?
言われてみれば経験があるのではないでしょうか?
どんな人間も一度はこんな思いをしたことがあるはずです。
でもこれは人間の動物としての本能なので、当然のことでもあります。
つまりあなたも、
もちろん私も
意識してこの“本能”と向き合わなければいけない、
ということですね。
❷人間は現状維持を好む
さて、この“正当化”が人間の成長を阻害する
ということはなんとなく分かっていただけたかと思います。
しかし、 厄介なことに コレだけではないんです。
『結果が出せない』という状況を作り出してしまう人間の本能。
それは、
“現状維持を好む”
ということです。
こちらも私も、もちろん あなたも同様です。
つまり、人間はこの
“正当化した状態”
を本能的に維持してしまうということ。
次の場所へ自分を移すことをしたくない、
新しいことをはじめたくない、
これらの感情は全て、人間の動物的本能によるものなんです。
心のどこかで違和感を感じたていても現状維持をしてしまう。
これも誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか?
したがって…
『現状の自分を正当化してしまっている人間は新たな物事に一歩踏み出すことは出来ない。』
この結論に至るわけですね。
動物の本能
この現状維持についても動物の本能から考えてみましょう。
シロクマ(ホッキョクグマ)は何故あんなにも過酷な環境に居続けるのか?
それは、少なくともアザラシという最低限の食糧がやってくることを知っているからです。
そして、現状維持でも生命の維持ができることを彼らは理解しています。
加えて、
北極以外の大陸を知らないので
他の場所にも食糧があるという事実をシロクマは知りません。
したがって、どれだけ厳しい環境にいようと
シロクマがあの場所を離れることはない、ということですね。
最近は温暖化でこの現状維持ができなくなっている現実もありますが、
現状維持を望むのは動物の本能であり、人間もこれは変わりません。
実はこうやって動物の本能から理解していくと
人間の行動も面白いほど同じであるということが分かってきます。
現状の自分を正当化してしまっている人は…
『新たな物事に一歩を踏み出すことは出来ない』
この結論も、もうお分かりいただけますよね?
実例
最後に僭越ながら、
私の例を上げさせていただきます。
自分をなかなか否定できず、“結果”を出せなかった1つの事例を。
冒頭で簡単に紹介させていただきましたが、
私は以前は漫画家・イラストレーターとして活動していました。
「絵描きで食べていこう!」
そう決めた当初の私は
“自分の絵柄”で“自分の描きたいよう”
に絵を描いていました。
しかし、そのままで“私の絵”が認められることはなかったのです。
当然のことですよね。
プロとして生きていきたければ…
『世間が求める絵』
を描かなければいけないからです。
私はそれまでの人生で自分が描いてきた絵柄に固執していました。
しかし、残念ながら私の絵柄には
ポピュラリティ(大衆性)がなかったんです。
それでは、どれだけ“自分の絵柄”で作品を作り続けても成果に繋がるわけがありません。
ではどうしたかと言うと、
この状況を打開するために“TTP”しました。
T(徹底)T(的に)P(パクった)んです。
なにを…?
当時人気のあった作品の絵柄
ですね。
当時流行っていた漫画・アニメ・ライトノベル。
それらを全て研究し、絵柄をパクりまくりました。笑
その結果として自分の絵を見てもらえるようになり、
最終的に仕事に繋げることができました。
TTPの副産物…それは…?
『絵柄をパクりまくる』というこのターニングポイントの時期。
私は本当に様々な絵柄を真似して描いていました。
それにより、プロのお仕事をもらえるようになったわけです。
どんな絵柄の絵でも描けるようになったことで、
私は思ってもみなかった仕事をもらえるようにもなりました。
“プロになれ、もらえる仕事が増えた”
仕事が増えれば生存しやすくなります(少々大げさな表現)
もちろん、これは喜ばしいことですよね。
しかし、実は趣味としての側面でも“プラス”なことがあったのです。
それは、単純に描ける絵が増えたことで自分の満足度も向上したということ。
絵描きは絵を描くことが好きなんです。
(当たり前ですが)
そして、色々な絵が描けるというのは、それだけで嬉しかったりするんです。
様々な絵柄をパクることで、絵を描く技術自体も向上したんですよね。
結果として自分の絵柄で描いた時も明らかにレベルが上がっていました。
これは私にとって、この上なく嬉しいことでした。
結論
ではここで結論といきましょう。
今回も結論は非常にシンプルです。
『前に進むために自分を否定する勇気を出そう』
これに尽きますね。
・“過去の自分を否定できない”思考に陥ってしまうと必ず成長が止まってしまう
・現状結果が出ていないなら、脱却するためには環境を変えるしかない
ということになります。
私も常に過去の自分、そして過去の自分の選択を否定する毎日です。
昨日まであっていると思っていた理屈が覆る。
そんなこともしょっちゅうあります。
しかし、これがなければ成長もできませんし、結果にも繋がりません。
最初はなかなか難しいかもしれませんが、
“自分を否定する勇気”
よければ意識して向き合ってみてください。
さいごに
ここまでお付き合いいただきありがとうございます!
ここまでお時間いただきありがとうございました。
また各プラットフォームでお会いしましょう。
(⇩詳しい自己紹介はこちらから⇩)
それでは今回はこの辺で!