“コンセプト”だけでは長期的には稼げない。この理由を説明できますか?

 

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こんにちは…

 

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元漫画家・ペンスールです!

 

今日は情報発信/コンテンツビジネスにおける

“コンセプト”

についてお話ししていきましょう。

 

✔コンセプトで差別化“さえ”すれば商品は売れていく

 

最近はこんな情報発信者がやたらと増えているので、ちょっと警鐘を鳴らしたいと思った次第です。

 

「真実」と「その解決策」についてもお伝えしますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら幸いです。

コンセプトとは…?

では早速、ここからお話ししていきましょう。

そもそもコンセプトとはなんなのでしょうか?

 

どう言語化するか、その人によりけりではありますが、
今回は私の中での答えを元にお話しを進めていこうと思います。

 

よって、コンセプトとは…

・誰を(ターゲット)

・どのように(ノウハウ)

・どんな結果に(メリット・ベネフィット)

…導くのか

 

こう言語化し、今回の共通認識とさせていただきます。

身近な商品に当てハメてみる

ではここからは この共通認識を
実際に存在している商品に当てはめてみましょう。

 

唐突ではありますが、私はしょっちゅう頭が痛くなるんですよね。

 

なかなかの頭痛持ちなんです。

 

(漫画家時代はこれが非常にしんどかったです…笑)

 

ということで、
まずは『頭痛薬』を例に上げさせていただこうと思います。

コンセプトは代替されやすい

日本で頭痛薬といえば…

『バファリン』

を思い浮かべる方が多いはず。

 

しかし、

「マツモトキヨシ」でも…

「スギ薬局」でも…

頭痛薬の『自社製品』を販売していますよね?

 

おそらく購入したことがある方も多いのではないでしょうか。

 

ドラッグストアの『自社製品』とは基本的には売れている商品の代替品。

言葉を選ばなければ『パクリ商品』ということですね。

 

分かりやすく頭痛薬に限定してお話を進めていきますが、
似たような事例はどんな業界でも行われています。

なぜ代替されてしまうのか?

なぜ世の中には代替品が溢れているのでしょうか?

 

もう一度コンセプトについて考えてみましょう。

 

コンセプトとは…

 

・誰を

・どのように

・どんな結果に

 

…導くのか、でしたね。

 

これを頭痛薬で考えてみると…

 

・誰を:頭が痛い人を

・どのように:頭痛に効く成分を提供することで

・どんな結果に:健康な状態にする

 

…ということになります。

 

これを実現させることって
そこまで難しくはないですよね。

なぜなら、やるべきことは
“頭痛に効く成分”を分析することだけだから。

 

あとはそれをパッケージ化すれば勝手に売れていきます。

すでに『頭痛に効く』ことは証明されているので。

 

ドラッグストアで頭痛薬を選んでいるとき、薬剤師さんから…

 

「こちらの商品、バファリンと全く同じ成分ですがお安くご提供できます!」

 

といった営業を受けたことありませんか?

 

見込み客へのアプローチは“たったこの一言”だけで完了です。

 

私自身、この営業で『これらの代替品』を購入したことが何度もありますし、

 

「あー…これで十分だな…」

 

と思ったらリピートもしています。

 

私が欲しい結果は…

✔頭痛が治り健康になること

だけなので、

別に『バファリン』や『イヴ』といった
有名商品である必要性がないわけです。

もちろんコンセプトは必要不可欠な物

とは言え、商品のコンセプトが必要ないか
と問われればそんなことはありません。

 

なぜなら、しっかりとしたコンセプトがなければ
“商品が売れることすらない”から。

 

しかし、それと同時にコンセプトは非常に代替されやすいものでもあるということなんです。

 

よく言われる…

✔売れている商品をパクって転売しろ!

がこれにあたります。

 

つまり情報発信においては…

 

✔コンセプト設計は当然必要

 

しかし…

 

✔コンセプト設計だけでは勝ち続けることはできない

 

という答えに行き着くわけです。

 

コンセプト設計だけでは見込み客の方が選び続ける理由を提示できない、ということですね。

「コンセプトを作り込めば売れる」は大嘘

これは情報発信をしているとよく見る文言かと思います。

 

特に最近多い気がしますね。

 

『ファン化すれば何でも売れる』の次のブームと言えるのではないでしょうか。

 

 

✔コンセプトを作り込めば売れる

 

 

…確かに売れます。

 

『そういう内容の発信をしている人は』ですけど。

 

情報発信という界隈は常に騙し合いとポジショントークで形成されています。

したがって…

 

「コンセプトを作り込めば、あなたの情報は売れるんです!」

 

「だから私からコンセプト設計のノウハウを学んだ方が良いですよ?」

 

とアプローチしてきているわけですね。
 
 
しかし、そうはなりません。
 
ここまでお付き合いいただいている方はもうご理解いただけているかと思いますが…
 

 
✔コンセプトなんてすぐに代替されるから

 
 
です。

 

「コンセプトを作り込めば売れる」

 

…は その情報発信者が自分の商品をただ売りつけるだけのポジショントークだということ。

 

つまり、『大嘘』ということになります。

では、どうすれば良いのか?

答えはめちゃくちゃ簡単です。

 

✔自己開示をしてください。

 

そして、あなたのストーリーに、あなたという存在に共感してもらいましょう。

 

世の中に存在している供給で“長期的”に需要を満たせている物には必ずこの要素が含まれているからです。

 

✔漫画も

✔音楽も

✔スポーツも

 

全てそうです。

 

代替されないためにストーリーを作っています。

 

こう言われてもちょっとピンとこないかもしれませんね。

 

では、これらの供給において代替されるとしたら…?という場合を見ていきましょう。

音楽で考える

音楽であれば、まずは…

 

✔あなたが今1番好きなアーティスト

 

を思い浮かべてください。

 

そのアーティストが仮にバンドだとしたら、そのコピーバンドがいるとします。

 

歌唱も楽器演奏も本物と遜色ありません。

 

そんなコピーバンドが前回のツアーと同じセットリスト15曲をライブで披露するそうです。

チケット代金はたったの3,000円。

 

そのコピーバンドのライブを観にいきますか?
 

 

 

 
どうですか?
 
おそらく行かないですよね。

 
 
15曲もやるライブで3,000円は破格です。
 
しかもプロレベルの演奏を聴ける。

 
 
それでもほとんどの人は聴きにはいきません。

 
 

なぜか?

 

それは、その曲を演奏するのは“彼ら”でなければいけないからです。

代替されない=絶対的な価値

彼らの演奏を聴きたいのであって、どこの誰か分からん人が演奏した『上手な曲』なんてお金を払って聴きたくはない。

 

そういうことなんですよね。

 

先ほどの『頭痛薬』の例とは全く違うことがお分かりいただけるかと思います。

 

頭痛薬は同じ成分で安く提供すれば代替品が売れていました。

 

しかし、こちらはそうなりません。

 

音楽のファンは曲だけでなく演奏者のストーリーに共感しているからです。

 

✔彼らを選ぶ理由がそこにあるとうこと

✔彼らが演奏する彼らの音楽に価値を感じ、

✔彼らが演奏してくれるから彼らのライブにお金を払う

 

だから彼らには…

 

✔何年も何十年も応援してくれるファン

 

がいるわけですね。

あなたを選ぶ理由を提示する

見込み客の方々があなたを選ぶ理由。

 

それをしっかりと自ら提示していきましょう。

 

そのためには、あなたに共感してもらうことが一番手っ取り早いんです。

 

なぜなら、あなたという存在は『代替されない』から。

 

代替されないものは唯一無二の『絶対的な価値』を持てるんです。

 

ぜひあなたにしか語れないストーリーを提示してみてください。

 

ちなみに私のストーリーは…

 

 

こちらでお話ししています。

 

まだご覧になっていないということでしたら、ぜひ目を通していただけたら幸いです。

 

情報発信/コンテンツビジネスで使えるノウハウも交えながら、元漫画家:ペンスールの半生を語っています。

 

それでは今回はこの辺で!

 

また各プラットフォームでお会いしましょう。

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